電験3種を勉強した後、この後電気を勉強していくのか、生物学を勉強するのか迷った。自分のやっているのはこれでいいのか?
この道を突き進んでよいのか途方に暮れていて、遊びに行ったり、していた。だが、2月くらいだと受験期シーズンなので、教えていた生徒の気持ちも考えたかったので勉強することにした。教える側の人間が勉強しなかったらオワリだと思っていた。
なので生物でも面白い分野はやろう。いまは電気のほうが面白いからこれをやっていようと感じた。
勉強なんてその程度でいいのかもしれない
そのころ、自己啓発本やニューアースといった本を読んでいたため、感情に素直になることは劣悪なことだという考え方が少しずつ弱くなっていった。
また、結局どうあがいても死ぬんだよなーーーとおもっていたり、金、愛がほしーーーーーーーーーーーーー
と思って発狂していて、得られない自分に絶望していた。ここで気が付いたのだが俺は単に金、愛に苦しめられていたのではなく、それがないことが危険であるという思い込み、執着に苦しめられていたと気が付いたのである。
べつに、人間は家と食べ物といった最低限のものがあれば本来は生きれるのに、他人と比べて、あたかも些細なものが極めて重要だと錯覚して、そういうものほど手に入れられないことに絶望していたのだ。
また、個人的な感覚として、あっても無くてもどっちでもいいやというものほど楽に手に入ったような気がする。
ほしいものに意識を向けすぎるあまり、力みまくって結局失敗するというやつである。
話はエネルギー管理士の資格取得に戻るが、熱と電気分野がある。
熱も受けてみたかったが、電験2種も受けてみたいと思っていた(こっちがメイン)ので、2種につながるように電気分野を選択した。
敢えて熱を選択するというのもかっこいいが、挫折しにくいのは電気だと思い電気分野を選択した。
参考書は、少し見てカラーで分かりやすいのにした。エネルギー管理士が、個人的に参考書と準専門書の分かれ道だと思う。
2種レベルだと値段も高く、問題も難しいし解説も難しいので、この本はよかった。でもこの本はそれゆえ演習問題が易しいというのと、あまり実践的ではないので、過去問を使った。
この過去問は安いうえに解説があり得ないくらい多かったので2種一次試験の演習問題の追加として使用できたのでおすすめである。
苦手だった照明計算、法規ばっかやっていたかな。
たまに理論や電験と被る分野(誘導機)とかもやった。
個人的な話だが、試験前日は22時までバイトをしており、こりゃ落ちるし寝坊するなと思い、試験会場の3駅はなれたところで野宿しながら法規を覚えていた。
一般的試験前は理系科目は寝るべきといわれていたが、法規が全く終わってなかったので、寝れるわけがなく、だとしたら勉強しないといけない環境(野宿)をしようと思ったのである。しかも、その次の月曜は、大学の期末試験があったのでかなり焦った。ここで、受験計画を立てるということは大事ではないか?ということを学んだ。でも今でも計画を立てるときはシンプルでいいと思う。緻密に立てすぎると精神がやんでしまうし、予定がずれるとさらにおかしくなってしまうから。大体でいいのだ。予定がずれても死にはしない。
こんな感じで人生は、ある程度適当な方が上手くいく気がする。