インターネット、SNSが普及することにより、現代はすさまじいスピードで変化しています。なので、それに伴って私たちの常識は変化していかなければなりません。
たとえば、今から約10年前は液晶テレビとブラウン管テレビの出荷台数はほとんど同じでした。
今では、ブラウン管なんてないでしょ?
このように、科学技術が変化していくのと同様に、人の生活様式も少しずつ変化していくはずです。
なので、今回は、日本の恋愛や結婚についてデータを見ながら解説していきたいと思います。
未婚率は親と子の時代で全然違う
以下のデータは、平成29年版 少子化社会対策白書 全体版(PDF版)
から引用したグラフです。
これを考えると、親の世代の意見を鵜呑みにするというのが自殺行為だということが分かるでしょう。
これほどまでに世代は変わりました。
35歳から39歳までの男性では、約3割もの人が未婚であるといえるでしょう。
これは、かなり多いのではないでしょうか?
金銭面
その原因は一概にいろいろあると思いますが、一概にこれが一番高いでしょう。
結局恋愛もお金なのです。
確かに、現在では科学技術の進歩により、洋服や食料が比較的に安く買えるようになり、一人暮らしなら、人によっては月15万以内で十分に生活することができるでしょう。
しかし、結婚して子供を作るとなると話は別でしょう。
以下のページでは結婚にかかる費用は大体300万から400万のようです。
はたして、これを20代30代が貯金することはできるのでしょうか??
恐らく厳しいでしょうね。大卒の平均初任給は約22万といわれている現代にそんなお金をだせるのは、一部の金持ちくらいでしょう。また、社会人でも平均年収は400万前後ということを考えると、日本で結婚するのは厳しいでしょう。
さらに、以下の記事にあるように、離婚率は約3割であるということを考えると、恋愛や結婚というのは現代においてはオアコンといえるのではないでしょうか?
この記事では、結婚と離婚は同時に起こらないので、離婚率というのはあくまで目安であると書かれています。
しかし、これからのコロナ時代、コロナ離婚という言葉もあるように、離婚率は増えていく可能性が高いです。
なので、結婚というのは極めてリスクが高いといえるでしょう。
厳しい話ですが、
300万円かけて成功率が70%のギャンブルといえるでしょう。
なので、結婚や恋愛も以下に金銭的に余裕があるコンテンツにするかと
いうことをまじめに考えなければ、今後の未婚率は上昇していくでしょう。
でもこれはある意味いいこと!!
世の中には常に良い面と悪い面があります。
先進国では、出生率が低くなります。
それは、農業が工業化されることで、子供たちが肉体労働をしなくて済むようになったからです。
子供は労働ではなく勉強するもの
というような環境にシフトしていったからだと思います。
なので、子供を産む場合も少人数でよく教育もある程度のお金さえあれば、
十分に与えることができます。
これからの恋愛、結婚
これからは、恋愛に代わるコンテンツも爆発的に増加していくでしょう。
今後の日本は恐らく工業大国というよりもマンガやアニメ文化大国となるでしょう。
なので、この知見を十分に活かすことができるようになるでしょう。
また、恋愛についても仕事と同様にリモート化される技術も生まれつつあり、
恋人と友達の区別がますますあいまいになると考えられます。
辛いときはSNS一本でつながれる時代です!
一方で妊娠においても人工授精の技術が発達しているので、数十年先には試験管で
反応を起こすだけでほとんどの人たちが子供を出産することができる機会を与えら
れる素晴らしい時代になるかもしれません。
妊娠の痛みというのは地獄らしいです。なので近い将来、体外受精をする人たちも増えていくかもしれないし、育児、教育もIT技術によって上手く効率化されていくでしょう。
確かに、これはさみしいのかもしれません。
ですが、今の時代年賀状なんて出さずに親しい人とはLINEであいさつするといった流れが当たり前になりつつあるでしょう。
別にそれが寂しいかどうかは人それぞれですが、新しい技術が何でもかんでも災いを起こしてしまうというのは、考えすぎなのかもしれません。
まとめ
恋愛が出来ようが出来なかろうがそんなのはどうでもいいと思います。
常識というのは、時代によって急速に変わるので、あくまで目安にしかなりません。
なので、やりたければやればいいし、別にやらなくても現代のコンテンツを上手く使いこなせれば幸せにはなれるはずです。
(恋愛しても幸せになれるかは限らない)
なので、時代の変化に適した恋愛をするのがこれからは重要になるでしょう。